サービスの名前を決めるとき、かっこよさよりも「考えていることがそのまま入っているか」を大事にしました。推しONE+(オシワンプラス)という名前は、2つの言葉でできています。

「推し」――誰でもいい、ではなく

障害者雇用の求人でよく見かけるのが、「障害の種別は問いません」「どなたでも歓迎」という言葉です。悪い意図はないのですが、応募する側からすると「誰でもいい」と言われているようにも聞こえます。

推しONE+ では、候補者を選ぶのは私たち運営ではありません。日々そばで作業を見てきた支援員が、自分の事業所の「推し」を指名して推薦します。

何が得意で、どんな場面で力を発揮して、どう伝えると伝わるのか。ずっと隣にいた人にしか書けないことが、そのまま掲載項目になります。履歴書や診断名からは、決して読み取れない部分です。

履歴書では、伝わらない人がいる。

これが、このサービスの出発点になった言葉です。

「ONE+」――大人数ではなく、あと1人

法定雇用率を満たしていない企業さまの多くは、あと0.5人分、1人分、多くても2人分が足りていません。大量採用の話ではないのです。

だから「ONE」。その最後のひとりを、事業所の推しから迎えていただきたい。

そして「+」。採った人数を増やすことではなく、その方が「+1人」として職場で活躍している状態まで見届けることを、私たちの仕事だと考えています。面談に支援員が同席し、見学・体験を経て採用を決め、採用のあとも6ヶ月、月1回を目安に職場を訪ねるのは、この「+」のためです。

求人票を出して待つのでも、名簿から声をかけるのでもなく

その人をいちばんよく知っている人からの推薦で、採用が始まる。それが、推しONE+ のやり方です。

企業の方には、「人」から探せる場所として。福祉事業所の方には、日々の支援の積み重ねが、そのまま推薦状になる場所として。名前のとおりのサービスであり続けたいと思っています。